コスタリカコーヒー豆紀行2010年
その1
パナマからコスタリカへ陸路で国境越えです。
初めてのことで緊張します。
国境の係官が芝生の上に並べられた荷物を開けてチェックしています。
芝生の上なんですよ!雨が降ったらどうするんだろう?なんて余計なことですが。。
無事国境を越えることが出来ました。
今回の旅の間中、スペイン語から英語への翻訳と、
旅のお世話をしてくださった、ゴンザレス(ゴンサロ)・エルナンデスの農園
「ディベルサ」農園に到着です。
看板に「ハルディン・バリエディス」と書いてあります。
意味は「品種の園」だそうです。
この農園には200種類以上のコーヒーの品種が栽培されているそうです。
本人曰く「世界一!」だそうです。
この写真は、同じ親から取った豆を植えて出来た木の葉っぱの写真です。
同じ親でもこれだけ違う育ち方をする品種です。ビックリ。
コーヒー豆の大きさも品種によって違うという例です。
手前の豆の奥の豆では大きさが全く違います。
コーヒーの花が咲いて実がなるまでに7-8ヶ月掛かります。
ですので、この写真に実は7ヶ月前に咲いた花の結果です。
同じ枝に現在と未来が同居している珍しい写真です。
この木はなんでしょう?厳重に木の柵で覆ってあります。
この木は現在私たちが飲んでいるアラビカ種の母親です。
700万年前にこの「ユージノイレス」とカネフォラ種が交配をして、
アラビカ種が産まれたそうです。
アダムとイブで言えばイブになりますね。
これを実際に見ることが出来ただけで、今回の旅行に参加した甲斐があった
と思うくらい感激しました。
その2
タラス地区の農園に着きました。
ここの地区の農家さん達が「クレストネス プロジェクト」と組んで、
クレストネスという名の豆を生産しています。
昨年販売をしました。覚えていますか?
今回はアラスカ農園を見学させていただきました。
見事な実の成りですね。
昔々氷河が運んできた石の多い土壌です。
クレストネスは石という意味だったと記憶しています。間違っていたらごめんなさい。
水はけが良くコーヒーの栽培に適しているとのことでした。
寒暖の差も大きく、昼は30℃、朝晩は12-13℃だそうです。
この記述はメモを見ながら書いているのですが、
字が読めない(笑い)為、想像が入っています。悪しからず!
精製所です。
屋根がかけてあります。
なんとも美味しそう♪
その3
コスタリカ-ラ・ピラ農園を訪れました。
この農園のコーヒー豆は当店でもお世話になっています。
標高3000Mの峠を越え、やっとの思いでたどり着きました(笑い)
このコーヒー農園は1600メートル付近にあります。
La Pira をかたどったレリーフです。見とれてしまった。
きれいに色付いたコーヒーチェリーです。
花が満開でした。ジャスミンの香りがします。
棚干しも使われていて、さすがやることはしっかりやっているなという感想。
現在と未来(笑い)
お土産を渡すと、「アミーゴ(ともだち)」と言って笑ってくれました(笑い)
この後、首都サンホセへ移動。
極上のホテルなのですが、滞在時間がなんと6時間。。。
何とも贅沢な!!