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コーヒー豆知識の過去分

コーヒーが出来るまで4

前回は、ナチュラル(非水洗式)精製のお話でした。

収穫した実を、コーヒー豆(製品)にする工程を「精製」といいます。

精製方法は現地で細かく違いがありますので、
これからお話しする内容が全てではありません。
一例としてお話します。ご了承くださいね。

今回は、収獲してきたチェリーの果肉を剥いてから精製する方法の一つ目の
お話です。

*フルウォシュド精製

収獲してきたチェリーの果肉機械で取り除いたら、
パーチメント(殻付きコーヒー豆)が出てきます。
このパーチメントには果肉のぬめり(ミューシレージ)がこびりついています。
このまま放っておくと腐敗が始まってしまいます。

ミューシレージが付いたままの様子

↓ 8番目の写真
//www.ko-hi-koubou.com/hpgen/HPB/entries/25.html

このミューシレージを取り除くため、発酵槽と呼ばれる水槽に入れて、微生物に
食べてもらいます。
コスタリカに行ったときには、8時間から8.5時間漬けると言っていましたが
季節、水温で変わるとも言っていました。

ミューシレージが取り除かれてきれいになったパーチメントは、もう一度水で
きれいにされ、乾燥行程へ運ばれます。

乾燥中のパーチメント

↓ 上から14番目の写真
//www.ko-hi-koubou.com/hpgen/HPB/entries/29.html


フルウォシュド精製は、水が大量に必要になるため、水の貴重な地区には
不向きです。
ですが、水洗いをすることで、異物(石や枝など)が入りにくくなります。

味はすっきりとした味になると言われています。
豆本来の味を出せるのが特徴です。

多くの国で採用されている精製方法です。

いかがです?手間が掛かっているでしょ?

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